旭テックは4月22日、アルミ鋳造事業の生産拠点再編を決めた。
アルミ鋳造事業の収益性改善と海外事業の強化を図る狙いで、国内アルミ鋳造製品生産拠点の菊川南事業所で行なっているアルミ金型重力鋳造品の生産を100%子会社アサヒテックアルミニウム(タイランド)社に全面移管する。
2010年度中にアルミ金型重力鋳造品の生産を100%子会社アサヒテックアルミニウム(タイランド)社に全面移管し、2011年度中にアルミ砂型鋳造品の横地事業所への生産移管を行なうとともに機械加工、組立の外注化を図る。
菊川南事業所から外注をしている既存アルミ鋳造品は現状通り外注を継続するが、生産移管を行なった後、菊川南事業所を閉鎖する。