村田製作所は4月22日、UHF帯のRFIDアンテナレスタグ「LXMSシリーズ」を商品化したと発表した。
新製品はRFIDタグ用IC内蔵モジュール「マジックストラップ」のラインナップの一つで、サイズは3.2×1.6×0.55mmと1.6×1.0×0.27mmの2種類。アンテナを搭載せず、RFIDの利用に必要なスペースを約50分の1に削減できる点が特徴となっている。
このため、大きさの面でRFIDの搭載が難しかった個品管理などへの利用が可能となる。またアンテナ設計が不要となり、取扱いが飛躍的に容易になるほか、UHF帯RFIDのGen2仕様に準拠しており、高精度な通信が可能になる。今月から生産に入り、サンプル価格は50円。
なお、RFIDタグ用IC内蔵モジュール「マジックストラップ」のロゴマークを作成し、ロゴマークの活用でマジックストラップの製品ブランドを強化する。