プロロジスの2010年第1四半期決算は、売上高が前年同期比39.9％減の2億6002万ドルとなった。純損益は、前年同期の1億7873万ドルの黒字から大きく落ち込み、9113万ドルの損失計上となった。
1株あたりの純損益も、前年同期の0.66ドルの黒字から0.19ドルの損失計上となった。FFO（主要な非現金項目を服務）は、2億4227万ドルから 712万ドルに落ち込んだ。FFOについては、09年度第1四半期に、日本の資産ファンドの売却や負債の繰上げ返済などに起因する純利益1億7800万ド ルが含まれる。
CEOのウォルター C. ラコウィッチ氏は「主な世界経済の指標が景気の上昇を示しており期待できるが、産業不動産業界は一般経済よりも回復が遅れがちだ。回復の動きは見えるが、 なお賃貸物件の占有率上昇には結びついていない」などと説明している。（翻訳）
