東海電子は4月28日、「新業務用アルコール検知システムALC-PROⅡ出庫・帰庫点呼義務化対応パッケージ」発売を開始した。
国土交通省の「始業・終業点呼時におけるアルコール検知器の使用の義務化」、「記録を残すことの義務化」など省令改正に合わせて販売するもので、2011年4月1日から施行される。
今回の省令改正にあたり、アルコールチェックに関する重要な改正ポイントは、対面点呼であっても、出庫時、入庫時、両方のアルコールチェックが必須となり、アルコールチェック結果の記録保存(1年間)。
さらに、出先で対面を行えない場合も、アルコールチェッカーを乗務員に持たせるか、車両内に常時に置いてあるアルコール検知器(インターロック機器含む)を使用させ、報告させたものを記録保存を義務付けている。
新製品は、今回の義務化の内容に合わせ、「本当に全員チェックしたか?が一目でわかる記録保存」ソリューションをパッケージ化し、燃料電池センサーを使用した検知機と、本人証明用のカメラと、運転者名簿を組み合わせることにより、事業者、点呼現場において、「未点呼者モニター」が機能するため、業務用アルコール検知機としてはトータルな対応ができる。
また、アルコール検知機だけではなく、免許証リーダー(別売)への対応や、モバイル型アルコールチェッカーからの受信機能も標準で装備している。
■点呼におけるアルコール検知器の使用と記録保存の義務化改正施行
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha02_hh_000038.html
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