東海電子は4月27日、2008年2月に発売を開始したGマーク事業者向けの「アルコール測定器連動IT点呼」の導入事業者数の状況を発表した。
2008年3月時点では、発売後2か月で導入した法人は4社、IT点呼実施場所は13営業所だったのが、12か月経った2009年3月時点では、19社で導入されIT点呼実施場所は123営業所に上った。
販売をはじめた当初は認知度が低かったものの、ここ１年をみると着実に普及しはじめていると同社は見ている。2008年は原油高による高コスト問題があったが、逆に言うとシステム投資による固定労務費削減の効果が期待されているという。
また、普及の障害となっていた課題については、事業用安全プラン2009においても「IT点呼の要件拡大」としての検討が始まり、今後Gマーク取得企業者数の増加とともにIT点呼の導入事業者はさらに増えると同社では予測している。
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