LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

新日鐵/インドネシアの自動車用鋼管事業強化

2010年05月01日/物流施設

新日本製鐵は4月30日、グループ会社のインドネシア・ニッポン・スチール・パイプが既存工場の隣接地に第二工場を建設し、生産能力を増強すると発表した。

設備増強の内容は、現工場の隣接地を購入し、ステンレス鋼と普通鋼兼用の2インチ電縫鋼管造管ラインを備えた第二工場を建設し、ことし11月から12月に立ち上げ、来年4月に本格稼働するもので、投資額は13億円、月1500トン生産する計画。

インドネシアにおける二輪・四輪向け鋼管需要の拡大が見込まれることとこれらを背景とした現地日系メーカーからの供給要請を踏まえたもの。

なお、住友鋼管と住友商事が出資する新設会社(住友鋼管74.8%、住友商事25.2%以下、新設会社)を引受先とする第三者割当増資を実施する。

インドネシア・ニッポン・スチール・パイプの概要
社名:PT.Indonesia Nippon Steel Pipe(略称INP)
資本金(増資後)11,600,000米ドル
社長:高本照久
所在地:インドネシア西ジャワ州カラワン県チカンペックブキット・インダー工業団地内
(ジャカルタ市内より約60km)
営業生産開始:2007年1月
生産設備:現工場/電縫鋼管造管設備1ライン、冷牽設備・熱処理炉各2基、切断機5台
第二工場(新設)/電縫鋼管造管設備1ライン
生産能力:約2000トン/月(能力増強後:約3,500トン/月)
生産販売品目:自動二輪・四輪向機械構造用鋼管
従業員数:約300名(内日本人6名)

関連記事

国際に関する最新ニュース

最新ニュース