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新日鉄/インドで自動車用鋼管事業を展開

2010年10月19日/物流施設

新日本製鉄は10月19日、インドで自動車用鋼管事業を展開すると発表した。

子会社で、タイを拠点とするサイアム・ニッポン・スチール・パイプ(SNP)が主体となり、インド北部ラジャスタン州に、自動二輪・四輪用電縫鋼管の製造・販売体制を構築する。

新日鉄は、タイのSNPで確立した、素材・造管から伸管・熱処理・部品加工までの「一貫製造モデル」を、インドネシア・ニッポン・スチール・パイプ、中国無錫日鉄(2011年予定)にも展開し、アセアン諸国と中国において日系完成車・部品メーカー向けに高精度・高品質の自動車用鋼管を安定供給している。

今後、インドにおいても、この「一貫製造モデル」を展開し、急拡大が見込まれる現地の自動車用鋼管の需要を確実に獲得し、利益成長を図る。

事業概要
会社名:NIPPON PIPE INDIA PRIVATE LIMITED(今後変更予定)
資本金:約7億ルピー(約14億円)
出資構成:SNP98%、トシダ工業2%
所在地:ラジャスタン州ニムラナ工業団地内
事業内容:自動二輪・四輪向機械構造用鋼管の製造・販売
投資額:約15億ルピー(約30億円)
生産開始:2012年~切断・熱処理、2014年~造管以降一貫製造体制
生産能力:2012年~約800t/月、2014年~約2,000t/月
主要設備:2012年~切断・熱処理、2014年~電縫鋼管・冷牽
従業員数:2012年~約60名、2014年以降約300名

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