新和海運は5月20日、日鉄海運と合併契約を締結し、10月1日付で合併する。
両社は以前から経営戦略上の可能性を協議してきており、事業環境の変化への対応、顧客からの海上サービスへの期待と株主の付託に応えるためには、新和海運の総合力と日鉄海運の専門性を統合することが最良と判断し合併を決めた。合併は新和海運を存続会社とする吸収合併で、合併後日鉄海運は消滅する。
合併により、両社の船隊を統合し、拡充して世界有数の製鉄原料輸送船隊を形成し、両社の用船ソースで船舶調達力を向上。船隊の統合による輸送効率と収益率の向上などを目指す。