ヴォコレクトジャパンは5月20日、新たな音声物流システムの次世代ソリューションを開発したと発表した。
新しいソリューションにより、次世代物流センター、倉庫のマテリアル・ハンドリングの業務効率は大幅に向上し、物流ビジネスにおいて業績の拡大やコスト削減、取扱量の拡大、生産性や作業精度の向上、トレーサビリティや商品構成の変化への対応といった様々な課題を、より効果的に解決することが可能となるとしている。
新たに４つの統合ソリューションの提供を開始し、今秋より順次、販売を開始する予定。
新ソリューションでは、適宜スキャナやディスプレイなどの補助ツールに対応し、高いパフォーマンスと柔軟性を持ち、複数の作業オペレーションを通じて大幅な生産性の向上を目指す企業にとって最善の設備投資効果を実現するプレミアム音声ソリューションを提供する。
このほか、音声のみでの効果を考慮し、新たな音声認識技術の導入を図る業界別ソリューションのライトバージョンとフォークリフトなどの車両中心の作業オペレーションに音声を導入したい企業向けのソリューションなどを開発した。
近年、物流工程の主流は伝票方式からRF 方式へと移行し、今また音声方式へと移行しつつあり、ヴォコレクトが行った市場調査では、音声ソリューションは物流オペレーションの業績改善のためのソリューションとして、数多くの業種や地域で幅広く採用されている。
欧米では、すでに1 割を超す物流センターや倉庫において音声ソリューションが導入されているほか、アジア太平洋地域や南米地域においても拡大していて、物流における音声ソリューションは、世界中の物流現場の何十万人にものぼる作業員に日常的に利用されていいる。
その利用の範囲はピッキング作業だけでなく、物流業務の様々な作業オペレーションや工程に広がっている。
■ヴォコレクトジャパン
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