ヴォコレクト／新倉庫管理アプリケーションがSAPのERPと連携

物流向け音声主導型業務システムを提供するヴォコレクトは3月14日、音声を活用した倉庫管理アプリケーション「Vocollect VoiceLink（ヴォコレクト・ボイスリンク）3.0」が、SAP AGのインテグレーション認定を取得したと発表した。
ヴォコレクトでは「（SAP製品との連携により）グローバルなサプライチェーンで、物流センター業務とIT運用業務の効率が飛躍的に向上する」としている。
SAPインテグレーション認定センター（SAPICC）が、SAP「R／3Enterprise4.7」「SAP ERP6.0」に対するインテグレーション認定を授与した。動作上の連携は、倉庫制御単位（WCU）などの自動化された倉庫システム、倉庫管理システム（WMS）との接続をサポートするWM-LSR4.7インターフェイスを介して行われる。
既存のSAPアプリケーションのメリットを保持したままヴォコレクトの音声認識アプリケーションを活用することができ、両者の間ではほぼリアルタイムのデータ交換を行う。
米国ヴォコレクトの会長兼CEO、ロジャー・バイフォード氏は「ヴォコレクトでは、作業現場で生産性、安全性、効率性の高い方法で正確な情報を提供できるモバイルデバイスを目指して、統合性に優れた音声認識プラットフォームの設計と展開に継続的に取り組んできた。今回SAPのインテグレーション認定を取得したことで、各企業ではSAPアプリケーションにヴォコレクト・ボイスを容易に連携させ、生産性とパフォーマンスの向上を図ることが可能になる」としている。
問い合わせ先:
ヴォコレクトジャパン
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