日立物流ソフトウェアは6月15日、車両動態管理システムの販売を開始した。
今回の｢車両動態管理システム｣は、バーコードリーダ付GPS携帯電話をドライバーの入力端末として利用し、地図上に、トラックなどの車両の現在地と走行の軌跡を表示する。
これにより、突発的な集荷依頼があった時、集荷場所近辺の車両を探すことが可能になる。
また、荷物の配送状況がリアルタイムに確認でき、どこで何の商品を何個積み卸ししたかを確認できる。このため、配送状況の問合せがあった場合の回答時間が短縮できる。
さらに、配送の進捗状況を配送計画と実績のガントチャートで表示し、コース別の状況照会も可能で、配送の遅れなどをセンター側で逐次確認でき、適切な対応ができる。
なお、日立物流ソフトウェアが提供する輸配送管理システム(TMS)シリーズの配車管理システム、
運行実績管理システムと連動することで、輸送業務の最適化が実現できる。
｢車両動態管理システム｣は、車両の位置情報、配送状況、作業進捗管理を行う物流システムで、製造業、物流業のお客様を中心に500社以上の物流システム構築を行ってきている。
■車両動態管理システム
http://www.hitachi-hbsoft.co.jp/153_tms_running.html
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