日立物流ソフトウェアは6月15日、物流容器管理システムの新バージョンの販売を開始した。
「物流容器管理システム」は、化学、食品などの製造業で利用されている循環型物流容器のトレーサビリティを行う物流システムで、物流容器(フレコン、ボンベ、金属コンテナなど)のトレーサビリティを行うことで、生産計画に合わせた物流容器の確保が実現でき、容器の返却推進や新規購入コストの削減に繋がるシステム。
今回の機能強化では、バーコードリーダ付携帯電話に対応し、従来の製品では、物流業務委託先でのシステム導入が難しいケースがあり、最終需要先までの容器や製品のトレーサビリティを行うことが出来ない場合があった。
物流業務委託先にバーコードリーダ付携帯電話を使うことで、工場出荷後のトレーサビリティを行うことが可能になった。
荷主企業のメリットととして、周辺倉庫の製品在庫の状況が見れるため、横持ちをかけて急な需要に対応できるとともに、需要先別の物流容器の滞留状況が見れるため、返却促進が可能になる。
また、物流業務委託先で容器の詰替えを行った場合でも、容器とロット番号が紐付いた管理が可能になった。
■物流容器管理システムの概要
http://www.hitachi-hbsoft.co.jp/172_rfid_container.html
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