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ローソン/製販一体型店内調理システムで食材パーツを適温配送

2010年06月16日/SCM・経営

ローソンと神戸物産の折半出資合弁会社の神戸ほっとデリは6月16日、製販一体型の店内調理システム「ローソン神戸ほっとデリ」を全国のローソン店舗へ導入開始すると発表した。

「ローソン神戸ほっとデリ」では、効率よく調理を行うため「パーツアッセンブル方式」(部品の組み合わせ)を採用し、食材ごとに分かれた複数のパーツを組み合わせて各種惣菜に調理する。

国内外にある神戸物産社の自社工場などで各パーツを生産し、パーツごとに適した温度帯で配送・保存する。

店舗では、中間加工された食材のパーツを組み合わせるだけで簡単に本格的な料理ができあがる。この仕組みによって、小さな厨房で豊富なメニューを、短時間で、おいしく作ることが可能となる。

パーツアッセンブルシステムを採用するため、顧客の人数に応じて、作る量を柔軟に調整できるので、ベンダー工場で製造する弁当と比較し店舗での食品廃棄を削減することができる。ベンダー工場での製造後の冷却や、召し上がる前のレンジアップ等での再加熱がなく、店舗への配送回数の削減などによりCO2排出量の削減を図ることができる。

コンビニエンスストアとデリカテッセンの融合モデルとして、2010年度中に関東地区・関西地区を中心にローソン200店舗に展開する。2015年度までに全国1000店舗への展開を目指す。

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