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ユーザックシステム/メールEDIの自動化ソフト開発

2010年06月21日/IT・機器

ユーザックシステムは7月1日、電子メールを利用した業務の一連の操作を自動化するパッケージソフト「Autoメール名人(オートメール名人)」を発売する。

「Autoメール名人」は、メールに注文や出荷データなどのファイルを添付して取引先とやり取りするメールEDI、基幹システムから定期的にデータを抽出して取引先や社員にメールで配信する業務、通販サイトからの注文情報をメールの本文からデータ抽出するなど、メールを利用する様々な業務を自動化するソフト。

近年、電子データ交換(EDI)が普及する一方、受発注データをメールに添付して送受信する、メールEDIも多くの企業で利用されている。また、グループ企業や社内間においてもメールは欠かせない情報伝達ツールとなっている。

だが、操作のほとんどが手作業であり、送信ミスやファイルの添付漏れ、基幹システムへの再入力など多くの課題をかかえている。「Autoメール名人」はこのような課題を解決し、メールによる定型業務の効率化、品質の向上を支援する。

リリースする製品は、開発機能を備えたEnterprise版が60万円(税別)、実行機能に限定した「Standard版」が25万円(税別)、「取引先用クライアント」が4万5000円(税別)となっている。取引先用クライアントは先方のメール業務を自動化することができるので、自社に導入するEnterprise版と連携して、メールによるEDIを低価格で実現できる。

また一括買い取りタイプとは別に、月額利用タイプも用意した。Standard版の場合、月額1万5000円(税別)から利用できる。いずれの製品もEXCELへのデータ入出力やデータ変換機能を標準で提供するので、EAIツールなどを利用し自社開発するコストに比べ、大幅に導入コストを抑えられる。

ユーザックシステムは、「Autoメール名人」の発売にともない、名人シリーズによる受発注ソリューションの強化をはかり、企業間取引や企業内の業務効率化やコストダウンの提案を進めていく。

Autoメール名人の主な特徴としては、受信メールの解析とジョブの自動実行、メールへのファイル添付と自動送信、メール本文からのテキストデータ抽出、EXCELファイルへのデータ入出力、データ変換、スケジュール実行、ログ管理など。

次のような利用例がある。メールに添付されるEXCELファイルを開き、注文データをテキストデータとして抽出し、基幹システムに受け渡す(スポーツ用品、倉庫業)。基幹システムから請求データを受け取り、PDF化してメールで得意先に送信(機械製造)。

毎週、売上情報をEXCEL形式に変換し、営業マネージャーにメールで配信(アパレル)する。ネット通販モールから届くメール本文に書かれた注文情報をテキストデータとして抽出(通販)する。

Autoメール名人の製品情報は下記URLを参照。
http://www.usknet.com/original_soft/automail/index.htm

発表セミナーは7月14日に大阪で、7月15日に東京で開催する。
セミナー情報は下記URLを参照。
https://www.usknet.com/seminar/index.php

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