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JDA/SCM効率化へポイント4点を強調

2010年06月28日/IT・機器

JDAは、流通経路上のデッドゾーンをはじめとする各種リスクを減らしてサプライチェーン・マネジメントを効率化するための4つのポイントを発表した。

1つ目には「国際ロジスティクスネットワークを戦略的に評価すること」を挙げている。
企業は、供給から消費までのネットワークの効率性を評価できる能力を持つべきであり、
それによってコストや需要の変化に即応できるようになるとしている。その際、あらゆるステークホルダーとの協調が欠かせず、失敗すればリードタイムの延伸や配達の遅延をもたらすとしている。

2つ目には「リスク要因を管理すること」を挙げている。想定場面のシナリオの分析、リスクを軽減する有効な選択肢の開発、知識に裏打ちされた決断、正確なデータが必要になるとしている。

3つ目は「輸送と在庫管理を結びつけること」。ロジスティクスや輸送スケジュールに可視性をもたせることは、国際物流の理解力向上につながり、在庫量の適正化にも寄与するとしている。

4つ目には「製品の流通経路を適正化すること」を挙げている。消費の現場まで製品を効率的かつタイムリーに流通させることは、SCM戦略の成功への大きなカギとなる。このため、企業は、速度、需要パターン、ハンドリング・輸送コストに基づき、適切な物流・輸送の手段を選ぶ必要があるとしている。

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