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ヤマト運輸/ネット通販・流通業における物流改革で講演

2010年07月10日/3PL・物流企業

ヤマト運輸は7月9日、東京・大手町サンケイプラザビルにおいて開催されたロジスティクス・SCM+流通フェアにおいて、「ネット通販業、流通業における物流改革提案」と題した特別講演を行った。

講演者は、同社Today shopping service営業推進室長の吉田迅利氏、ネットスーパー営業推進室室長の伊勢博考氏。

ネット通販において受注から配送まで最短4時間で届けるToday shopping serviceを紹介するとともに、流通業の中で今注目されているネットスーパーの物流改革提案を紹介した。

新宅急便やクロネコメンバーズ、IT戦略のNEKOシステムなどの事業戦略を紹介したのち、Today shopping serviceを解説した。同セービスは、注文からお届けまで最短4時間で配達するのが最大の特徴。深夜に注文した場合は、朝届けられる。サービスの仕組みは、ベース直結のセンターで運用し、持ち込みの輸送時間を作業時間として有効利用。365日24時間運用で、受注代行サービスを活用するもの。

もうひとつのサービスは、ネットスーパーサポートサービス。情報システム、決済機能、転送機能といった立ち上げから運用までを総合力で支援する。システムの特徴は、クイック導入、システム導入費が安価、売上手数料が不要、POS連動で手間要らずの運営、ネットチラシからそのまま注文受付などとなっている。

配送の特徴は、配送網検討や配送業者手配・打ち合わせが不要、配送費を固定費から変動費へシフトし複数個口に対応、受注上限設定不要など。配送の特徴は、宅急便ネットワークインフラをフル活用、商品提供の鮮度、近距離の当日配送から全国配送まで対応するなどとなっている。

ネコピットによるネットスーパー連携も実施。パソコンがなくても、インターネットが苦手でもネコピットを使って簡単にネットスーパーが利用できる。

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