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NEC/自動車用リチウムイオン二次電池の電極を相模原で量産

2010年07月24日/物流施設

日本電気は7月23日、相模原事業場内で大容量ラミネートリチウムイオン二次電池の開発・製造を行うNECエナジーデバイスが、自動車用高性能リチウムイオン二次電池用の電極の量産を開始したと発表した。

今年度は電極生産能力を約200万kWh/年(電池容量ベース)にする予定。量産している電極は、日本電気と日産自動車の合弁会社、オートモーティブエナジーサプライに供給し、自動車用高性能リチウムイオン二次電池に利用される。

同事業場の生産ラインは、高い空気清浄度のクリーン技術と各生産工程の自動監視機能、品質の安定化技術などで、高品質と大容量電池に対応する大規模な量産の両立を実現した。

今後はリチウムイオン二次電池の市場拡大に合わせて段階的に生産能力を引き上げる。このため、同事業場は電極生産など環境・エネルギー事業の中核生産拠点となる。

NECグループは、自動車用電池領域と電力貯蔵用定置型蓄電池などのスマートグリッド関連の新規領域で、環境・エネルギー事業を拡大し、2012年度に売上高1000億円を目指している。

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