トランコムが7月26日に発表した2011年3月期第1四半期業績によると売上高は171億1600万円（前年同期比19.4％増）、営業利益9億8700万円（32.6％増）、経常利益9億7600万円（32.6％増）、当期利益4億6000万円（44.7％増）となった。
物流情報サービス事業の売上高は88億5600万円 （29.3％増）、営業総利益4億1100万円 （61.9％増）、営業利益3億3300万円（89.3％増）。貨物情報量が回復傾向にあるほか、継続的なコスト削減等への取り組みが寄与した。
ロジスティクスマネジメント事業の売上高は44億1900万円 （9.5％増）、営業総利益5億3200万円（25.2％増）、営業利益3億9200万円（43.9％増）。既存顧客の受託業務の範囲が拡大したこと等、全般的に既存拠点の業績が堅調に推移したことに加え、新設拠点の寄与もあった。
貨物運送事業の売上高は31億2700万円 （8.6％増）、営業総利益3億400万円（15.8％減）、営業利益1億9200万円（24.3％減）。おもに生協個人宅配業務の拡大により増収は確保したものの、車両償却負担や外注費の増加等を吸収しきれず、増収減益となった。
通期の業績は、売上高700億円、営業利益36億円、経常利益35億8000万円、当期利益19億9000万円の見通し。
