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アルプス物流/貨物追跡システム本格稼働

2010年08月03日/IT・機器

アルプス物流は、小口集配のシステム化を図るため貨物追跡システムが本格稼働した。

新システム構築には「確実・速く・誰にでも・簡単に」という方針で、大興電子通信と富士通九州システムズがシステムを構築し、物流情報のデジタル化実現を目指し、送り状を共用送り状をベースに刷新し、二次元バーコードを採用した。

貨物追跡では、ハンディターミナルにFOMA通信(構内では無線LAN)を適用し、リアルタイムに貨物追跡情報を取得することで、貨物の誤配送・遅配をなくし、輸送精度の向上を実現する。

さらに、ハンディターミナルから収集する送り状情報と運賃表をもとに、運賃を自動計算し、従来の売上伝票の入力作業の負荷を大幅に軽減した。事業所ごとの売上配分を行ない、事業所ごとの収益管理も実現している。

このほか、輸送効率の向上のため、配車と見積りの高精度化による時間短縮と効率化、売上伝票の自動入力などによる作業品質向上、リアルタイムで貨物追跡情報をWeb上で公開して荷主からの問合せを容易にしている。

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