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東部ネットワーク/第1四半期の売上高0.9%増、営業利益3.5%減

2010年08月04日/決算

東部ネットワークが8月4日に発表した2011年3月期第1四半期業績(非連結)によると、売上高25億6900万円(前年同期比0.9%増)、営業利益2億円(3.5%減)、経常利益2億2800万円(0.8%増)、当期利益1億3400万円(0.9%増)となった。

新輸送システムの実践と複合輸送を標準化することで、生産性の向上を目指した結果、増収を確保。営業利益は、一般管理費などの諸経費削減努力をしたものの、高騰する燃料費負担が増加し、減収となった。

関連業務の荷役作業収入を含めた、主力の貨物自動車運送事業の売上高は15億9400万円(7.6%減)、部門利益は1億4200万円。

貨物自動車運送事業を部門別にみると、バルク輸送部門は、前年同期比12.2%増となった。バルク輸送部門の石油輸送は、新輸送システム体制を構築したことにより、輸送量の減少に歯止めがかかり、ほぼ前年同期並みとなった。化成品輸送は、生産調整から一転して外需が拡大基調となり、輸送量が大幅に増加し増収となった。セメント輸送は、大規模な公共投資の輸送を受注し増収となった。

清涼飲料、びん・容器輸送部門は、前年同期比11.3%減となった。清涼飲料輸送は、天候不順による需要減退と荷主の物流合理化により輸送量が減少し減収。びん・容器輸送は、輸送テリトリーの一部拡大があり増収。

小型車などのその他輸送部門は、増車対応した荷主もあったが大口取引先による移転集約化で減収となり、前年同期比6.9%減となった。

通期の業績は、売上高98億2000万円、営業利益6億9400万円、経常利益7億2600万円、当期利益4億2300万円の見通し。

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