アイシン精機は7月5日、ブラジル現地法人ADB社が、サンパウロ州の既存工場に加えて、第2の生産拠点となる新工場を取得したと発表した。
ADBは2003年の生産開始以来、ドアフレームなど車体部品の生産を行ってきた。主要得意先の現地での需要が今後拡大すると見込まれるため、土地と建屋を取得し、シート部品を中心に生産する新工場を立ち上げる。生産能力・品目の拡大を図る考えだ。
新工場への投資総額は約6500万レアル(約33億円)、本格的な生産は2012年後半から開始する。
ADB全体での従業員は90名から200名(2015年度見込み)へと増員する。2015年度には売上高50億円を目指す。