大手ビールメーカーで組織するビール酒造組合は8月24日、物流への取組みについて、Pパレ共同使用会に加盟せずにパレットを使用している企業・組織に対して、無断使用防止・パレット返還の呼びかけを行い、流失防止に積極的に取り組んでいると公表した。
同組合が事務局を運営しているPパレ共同使用会は、現在54社となり、パレットの共同使用を進めることにより、物流効率の向上を図っている。
2008年12月より、日本パレットレンタルに委託し、流通外へ流出しているパレットの回収促進を強化し、ことし5月までに約3万4000枚のパレットの管理外回収を行ったが、引き続きパレットの適正な使用に関する啓発活動を行っていくとしている。