マツダは8月26日、米国フォード自動車との合弁会社であるオートアライアンス(タイランド:AAT)が、ピックアップトラック工場に3億5000万米ドルの投資を行うと発表した。
AATは、今回の投資によりマツダとフォードそれぞれの次世代ピックアップトラックを2011年の半ばから生産する。
投資はマツダとフォードの次世代ピックアップトラックの生産に向けた設備更新やサプライヤー関連の設備費用などに充てる。
マツダとフォードは1995年にAATを設立して以来、タイでの事業に総額約18億5000万米ドルを投資している。
AATは1998年に操業を開始し、マツダとフォードのピックアップトラックを世界130以上の国・地域に輸出してきた。
2009年7月には最新鋭の乗用車工場が完成し、タイ国内向けとASEAN諸国をはじめとする他市場への輸出に向けた「Mazda2」(日本名:マツダ デミオ)と「フォードフィエスタ」を生産している。