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エフピコ/食品トレーのリサイクル体制に30億円のシンジケートローン組成

2010年08月28日/CSR

日本政策投資銀行(以下:DBJ)は8月27日、エフピコ(広島県福山市)に対し、地域金融機関14行とともに、総額30億円の「環境クラブ型シンジケートローン「エコノワ」」を組成した。

「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するという、「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

エフピコは、スーパーやコンビニなどで使用されている食品トレーメーカーとして、包材問屋、小売店、消費者にリサイクルを促す啓蒙活動を継続的に実施することで、食品トレーを自主回収し、エコトレーへと再商品化するエフピコ方式のリサイクル体制をわが国で初めて確立している。

今回の格付では、SCMを核とした「トレーtoトレー」のリサイクルシステムが、食品トレーのライフサイクル全体での環境負荷低減に貢献と、独自の技術開発により、食品トレーの軽量化を実現し、原料・廃棄物のみならず、物流におけるCO2排出量も削減している。

全ての工場で省エネ診断を実施することにより、効率的な機械設備へのリニューアルやレイアウト変更を行い、製造工程におけるCO2排出量を削減している点など、事業活動における環境経営が高く評価された結果、最高ランクの格付を取得した。

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