J-Paymentは9月1日、セイノーホールディングスの子会社、セイノーフィナンシャルと提携し、「バックヤード支援サービス」の提供を開始すると発表した。
「バックヤード支援サービス」は西濃運輸が提供する。同社とセイノーフィナンシャルは、ことし4月28日付で同サービス提携を結んでいる。
サービスは、ネットショップの開業から発展段階にあわせて、配送・梱包・倉庫・倉庫管理システムなど、必要な物流サービスを提供するもの。西濃運輸が保有する2万4500台のトラック、538か所のトラックターミナル、60万㎡の倉庫を利用することにより、日本全国でサービスを提供する。
インターネット販売を行うネットショップでは、売上が増加してくると、商品の保管・梱包・発送などバックヤードの業務が重荷になるため、事業拡大の障害となっている。ネットショップを運営するECオーナーからは、出荷運営の効率化やバックヤードを支援するサービスが求められていた。
同時に、J-Paymentとセイノーフィナンシャルは、「代金引換」を決済サービスのラインナップに追加する。EC事業者に対して、クレジットカード、コンビニ、電子マネーなどの決済手段に加えることによって、ECサイトを利用するエンドユーザーの利便性向上につなげ、EC事業者の売上向上のサポートが可能になる。