LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

三菱製紙/日本郵船など共同参加の豪州植林事業清算

2009年12月02日/国際

三菱製紙は12月2日、出資している豪州アデレード地区の植林事業会社アデレード・ブルー・ガム(ABL)の解散・清算を決めた。

同事業は、北越紀州製紙、三菱商事、日本郵船、イオン、中部電力、東京ガス、三菱製紙の計7社が、2002年9月にABLを共同設立し、豪州の南オーストラリア州アデレード地区で製紙チップ用ユーカリ植林を行ってきたプロジェクト。

目標植林規模は6500ヘクタールで、現在までの植林済面積は約1500ヘクタール。アデレード地区では、牧畜業の隆盛などによる土地価格の高騰、水資源利用の規制強化などにより、新たな植林用地の確保が困難な状況となっていた。同プロジェクトの継続は将来的リスクが高く、事業継続は得策でないと判断し、ABLを解散・清算することになった。

関連記事

SCM・経営に関する最新ニュース

最新ニュース