三菱製紙は5月29日、物流子会社の浪速通運と花の木物流を7月1日付で合併すると発表した。合併は浪速通運を存続会社とする吸収合併方式。
浪速通運は三菱製紙製品の名古屋以西の消費地、京都工場、高砂工場の自動車運送業務、倉庫業務、工場構内作業を50年以上運営しており、総合物流企業を掲げて三菱製紙以外の顧客獲得にも積極的に取り組んでいる。
また、花の木物流は関東・仙台地区で自動車運送、通運、倉庫荷役業務を手掛け、三菱製紙製品の東日本での消費地物流で基幹を担っている。
合併により、浪速通運が最大消費地である関東地区に業務範囲を拡張することで、「三菱製紙グループの総合物流企業」として位置づけを強化。スケールメリットを活かした三菱製紙製品の総合的な物流サービスと効率化を図る。
三菱製紙グループでは現在、中期経営計画「ポストフェニックスプラン」に取り組んでおり、計画の基幹を成すコスト構造改革の一環として、物流会社を統合、グループ物流施策の中核を担っていく。
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三菱製紙/東西の物流子会社を統合
2008年05月30日/SCM・経営
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