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ソニー/スペインの液晶テレビ工場を譲渡

2010年09月07日/物流施設

ソニーは9月7日、欧州子会社が、欧州向けの液晶テレビを生産するバルセロナ工場(スペイン・バルセロナ)をスペインに本社を置くフィコサ・インターナショナル(以下:Ficosa)とコムサ・エムテ(以下:COMSA EMTE)の2社へ譲渡する。

液晶テレビ事業の収益力強化を図るための継続的な生産体制の効率化に向けた取り組みの一環として、実施するもので、バルセロナ工場は、製造系の分野を担う新会社と設計・開発系の分野を担う新会社の2社に 分割して譲渡する。

なお、製造系の新会社はFicosaが100%所有・運営し、設計・開発系の 新会社はFicosaとCOMSA EMTEがそれぞれ50%所有し、運営する。

また、バルセロナ工場の 大半の従業員が、両新会社に引き継がれる予定で、ソニーは、製造系の新会社に対し譲渡後2年間、液晶テレビの生産を委託する。

今回の譲渡は、2010年12月末までに 実行する。

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