プロロジスは9月8日、埼玉・川島町に開発中のマルチテナント型（複数企業向け）物流施設「プロロジスパーク川島」について、日立物流コラボネクストと3万426㎡の賃貸契約を締結したと発表した。
「プロロジスパーク川島」は圏央道川島インターチェンジに近接する7万6831㎡の敷地に延床面積16万6659㎡の、プロロジスとして首都圏最大のマルチテナント型施設として開発中であり2011年6月末竣工を予定している。
日立物流コラボネクストが4階のワンフロアに入居し施設全体の約20％を利用することになるが、引き続き入居企業を募集している。
「プロロジスパーク川島」は圏央道の川島インターチェンジに近接しており、圏央道を通じて関越自動車道・鶴ヶ島ジャンクション、中央自動車道・八王子ジャンクションへ直接アクセスできるほか、2012年までに東北自動車道へのルートの開通も予定されており、東日本全域へのアクセスに非常にすぐれた立地である。圏央道に加え、国道254号線により都心部へのアクセスも至便だ。「プロロジスパーク川島」は物流の拠点としての利便性が非常に高く、広域配送の拠点としての活用性が高い施設だ。
＜プロロジスパーク川島の完成予想図＞
プロロジスパーク川島は、計画延床面積16万6659㎡と、プロロジスが全国で展開する大型物流施設の中でも最大級の施設として開発中だ。各階に40フィートコンテナトレーラーが直接アクセスできるランプウェイを2基（上り専用、下り専用各1基）備えており、効率的な物流オペレーションが可能。
1階はワンフロアで約9500坪、2～4階は中央車路の両側にそれぞれ約4000坪以上のスペースを有しており、各フロアは最大4分割することが可能な計画だ。別棟の小型倉庫を計画しており、さまざまなカスタマーに対応することが可能。約200台分のトラックバースや敷地内のトラック駐車場を完備。約500台の従業員などのための乗用車用駐車場、駐輪場などを設ける予定。施設内にカフェテリア、休憩所や売店を設置することにより、従業員の方々が快適に過ごせるよう配慮している。埼玉県田園都市産業ゾーン構想に則り、敷地外周に十分なグリーンベルトを設けているなど、川島町の豊かな田園環境と調和した緑豊かな施設計画を図っている。
プロロジスパーク川島の概要
名称：プロロジスパーク川島
所在地：埼玉県比企郡川島町かわじま2-1-50
敷地面積：約7万6831㎡ （2万3241坪）
延床面積：約16万6659㎡ （5万414坪）
構造：RC+S 造地上 5 階建
着工：6月
竣工：2011年6月予定
