ブリヂストンは9月10日、タイ子会社が第2工場のノンケー工場を拡張し、乗用車用ラジアルタイヤ(PSR)と小型トラック用ラジアルタイヤ(LTR)の生産能力を増強すると発表した。
総投資額は約213億円で、2014年中にPSR・LTRの日産能力を約1万3500本増強し、工場の生産能力を日産約5万本とする。
ノンケー工場は1995年に操業を開始したPSR・LTRの生産工場。タイ国内にタイヤを供給するとともに、日本を含むアジア諸国、北米、欧州などへの輸出を行っている。
同社は2008年1月に同工場の日産能力を約6000本増強することを発表し、2011年までに完了する予定だったが、世界的な需要増に対応するためには、さらなる能力の増強が必要と判断した。