武田薬品工業は9月17日、山口県の光工場に新たな製剤棟（新工場）の建設を決めた。
新工場は、糖尿病、高血圧症向け新薬の内服固形剤専用工場で、建物面積は1万3300㎡。ことし10月に着工し、2012年4月完成の予定で、総投資額は140億円。
24時間稼動で、多品種大量生産を実現するフラッグシップ・プラントと位置づけ、低コストかつ高度化する医薬品の品質要求にも対応しうる最先端の工場を目指す。
グローバル生産体制のより一層の強化に向けて、国内の主要生産拠点の一つで、9月24日に山口県光市と新工場建設に関する協定を締結する。
新工場建設計画の概要
工場名：武田薬品工業株式会社 光工場新製剤棟
設置先：光市大字光井字武田4720
敷地面積：97万3407㎡
建物面積：1万3279.99㎡
着工年月日：2010年10月5日
