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イズミヤ/年内に物流センター再編計画を策定

2010年10月05日/物流施設

関西のスーパー、イズミヤの坂田俊博社長は10月5日、年内に物流センターの再編計画をまとめると公表した。

<坂田俊博社長>
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同日、都内で開かれた決算会見で坂田社長は「新たな成長戦略の準備として物流センター再編と店舗運営改革を進める」と述べた。

本誌の取材に対し、「現在、大阪市内に低温流通の南港低温センターと加工食品を中心とした大阪センターを稼動させているが、南港低温センターは老朽化進み、大阪センターも契約更新の時期を控えている。3年後を目途に新たな物流センターを建設する予定で、12月中には物流センターの移設計画をまとめ上げたい」と答えた。

同社は、南港低温センター(大阪市住之江区)を自社物件で運営、大阪センター(大阪市西成区)を賃貸借物件で運営している。試案としては、南港低温センターを建替え加工商品を中心としたドライ物流センターとし、新たに低温物流センターを建設する予定だ。

「新物流センターの建設候補地を含め、まだ白紙の部分が多いため、3PL業務を含む物流コンペは移設計画策定後になる」(同氏)という。

なお、自社所有で賃貸借物件として運営している泉佐野(大阪府泉佐野市・敷地面積3万3091㎡)については、現状どおり賃貸借物件での運営を継続する予定だ。

イズミヤの物流センターの概要

大阪センター
住所:大阪市西成区津守3-8-113
敷地面積:2万2843㎡
建物面積:2万1712㎡
平均物流:1日あたり約6万個
配送便数:1日あたり約300便
取扱商品:加工食品、衣料品・住居関連品、資材・用度品
運営主体:伊藤忠食品

南港低温センター
住所:大阪市住之江区南港東2-4-54
敷地面積:3万5962㎡
建物面積:1万9546㎡
平均物流:1日あたり約8万個
配送便数:1日あたり約300便
取扱商品:要冷食品、惣菜・日配品、畜産品・乳飲料、農産品・水産品

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