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JVC・ケンウッドHD/車載AV機器の生産・納品をビクターから移管

2010年09月27日/物流施設

JVC・ケンウッド・ホールディングスは9月27日、デバイスから完成品まで車載AV機器(カーエレクトロニクス)の事業運営を子会社のJ&Kカーエレクトロニクスに一本化すると発表した。

子会社の日本ビクターの車載AV機器用の光ピックアップと光学関連部品事業を、カーエレクトロニクス事業を手掛ける子会社のJ&Kエレクトロニクスに承継する。J&Kはビクターとケンウッドの共同出資会社。

11月1日付で光ピックアップ事業の生産・納品などをビクターからJ&Kカーエレクトロニクスに移管する。光ピックアップの開発や生産管理については、J&Kカーエレクトロニクスが現在行っている。

JVCケンウッドグループはカーエレクトロニクス事業を成長事業として位置付け、J&Kカーエレクトロニクスに、カーオーディオやカーナビ等のカーエレクトロニクスの開発・生産などの各機能を統合している。

市販分野では両社のブランドを合わせた市場シェアが欧米トップになるほか、OEM分野では、車載AV機器用のCD/DVDメカニズムの受注が大きく拡大しており、今年度の集荷台数は3事業年度前の10倍以上となる400台を超える見込みだ。

カーエレクトロニクス事業の強化策として、ビクター車載AV機器用の光ピックアップ事業をJ&Kカーエレクトロニクスに移管し、J&Kカーエレクトロニクスの光ピックアップ事業と統合することによって、事業運営の効率化を図る。

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