阪急阪神エクスプレスは9月30日、中国各地税関において、9月22日ごろから始まった対日輸出入貨物に対する税関検査率の引き上げは、その後も引き続き行われいると告知した。
現在も輸送スケジュールへの影響が残っている状況だ。
管轄税関によって税関検査率に差異(10~100%)があり、遅れて28日ごろに検査率を引き上げ始めた地域もある一方で、上海浦東空港税関では、29日になり貨物検査率が3~10%程度引き下げられているとの報告も入っている。
ただ、中国では10月1日~7日の1週間、国慶節の休暇に入ることから、混乱の解消が確認されるのは休暇明け以降にずれ込むものと同社は見ている。