NECとNECパーソナルプロダクツは、ビジネスパソコン輸送におけるモーダルシフトの実施、輸送の効率化でCO2を25%削減すると発表した。
モーダルシフトの実施では、トラックと比べて80%以上のCO2削減効果のある貨物列車による輸送に切り替える。
当初はパソコンの生産を行うNECパーソナルプロダクツ米沢事業所から関西エリアへの出荷分から開始し、順次対象エリアを拡大。ことし10月から実施し、最終的にビジネスパソコン輸送の約30%を鉄道輸送に変更する。
またトラックに比べ、輸送時間を要する貨物列車輸送に伴い、その生産・物流管理システムを強化。従来と同等のデリバリーのリードタイムや搬入先変更への対応なども維持したうえでモーダルシフトを実現するとしている。