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はるやま商事/生産から店頭までSCM構築、毎日配送に転換

2010年11月12日/SCM・経営

はるやま商事は11月12日、中期経営計画(2012年3月期~2014年3月期)を発表し、事業基盤の強化として、SCMの構築を進め、生産から店頭までの一貫した物流システムの構築すると発表した。

具体的には、有力アパレル・商社と戦略的に提携し、生産から店頭までのSCMを構築することにより、直接貿易も含めてSPA比率を30%まで高めることで、売上総利益率の向上を図るというもの。

生産から店頭までの一貫した物流システムの構築として、現在、取引メーカーからの店舗直送形式を取っているが、物流形態の効率化と迅速化に努めるため、段階的に通過物流型へ移行する。

物流倉庫は倉庫管理の専門業者へ委託し、投資リスクを回避しつつ、効率的な運用を目指すという。

さらに、現在の週2回配送体制を一新し、専用の物流倉庫から「毎日配送」を実現することで、倉庫と店舗在庫の最適化を図る。

店舗が必要とする商品在庫を必要とするタイミングで投入していくことで、在庫数と在庫金額の抑制に努め、機会ロスと無駄を徹底して省く。

一方で、Eコマースの売上高を倍増するとして、各事業部が個別展開しているEコマース部門を一体化し、物流体制の効率化、顧客の相互活用、店舗との連動等により、Eコマース全体での相乗効果を狙う。

Eコマースでの物流体制の抜本的な見直しとして、多品種少量生産傾向にあり拡大しつつある売上点数への対応と随時物流に即した体制を早期に構築し、今後の売上増への準備を進める。

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