丸紅は11月17日、カンボジア王国最大級の集荷・精米企業であるAKR社と、カンボジア米の輸出拡大と同国における米事業全般に関する投資と栽培・集荷事業での戦略的提携関係を構築することで合意した。
AKR社は、2000年設立のカンボジア王国最大級の集荷・精米企業で、約3万人の農家と稲作契約を行い、カンボジア国の首都であるプノンペン市から約25kmのKandal州で精米能力年間6万トンの同国最大級の精米工場を運営している。
今回の戦略提携の柱は、AKR社の既存精米施設の能力拡大、同国最大の海港であるShihanoukville港での輸出体制整備への参画を検討しており、AKR社の稲作契約拡大による同国産米の国際競争力向上を推進する。
AKR社の概要
社名:Angkor Kasekam Roongroeung Group Co.,Ltd.
本社所在地:カンボジア王国プノンペン市
設立:2000年
資本金:6.400万ドル
事業内容:精米・販売事業、稲作契約栽培・集荷・生産指導事業等