梱包箱製造メーカーのスターウェイは、緩衝材メーカーのトキワ印刷と共同で、環境関連技術を活用した梱包箱を発売する。
同社の梱包箱「イースターパック」を外装に、トキワ印刷の緩衝材「ワンダーエコ」を内装にした商品の開発を進めており、年明けの発売を目指している。
<イースターパック>
<ワンダーエコ>
イースターパックは撥水性、耐水性に優れ、100回以上の使用が可能。紙製の循環型梱包箱で、段ボール等の使い捨てが抑制される。ワンダーエコは軽量、弾力性、緩衝機能に加え、保冷・断熱性にも優れた緩衝材で燃焼しても有害物質を発生しない。
中国・山東省に工場を持つスターウェイは、環境対策が叫ばれていることも追い風となっており、地元の水産加工工場なども関心を示しているという。
当初、日系物流事業者が販売の中心となる模様だが、随時、中国国内物流事業者にも販路を広げていく。来期10億円の販売を見込んでいる。