日立電線は11月24日、100%子会社である米国の「ヒタチケーブル・インディアナ」と「ヒタチケーブル・フロリダ」を合併し、「Hitachi Cable Automotive Products USA, Inc.」とすることを発表した。
同社は2008年以降の急激な景気後退に伴う業績悪化に対応するため、拠点の集約に取り組んできた。
今回の合併はこれまでの合理化政策の最終段階として位置付けられている。今後、資材調達コストの削減、管理コストの削減、技術開発、マーケティング等の分野でのシナジー効果の創出を図り、強固な事業基盤を構築する。