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日立電線/欧州のプローブケーブル製造会社を子会社化

2008年04月23日/物流施設

日立電線は4月22日、超音波診断装置用プローブケーブルメーカーのAstral Meditech GmbH(以下:アストラル・メディテック社)の株式を取得し、子会社化すると発表した。なお、株式取得と同時に、商号を「Hitachi Cable Austria GmbH」に変更する。
この結果、日立電線グループの超音波診断装置用プローブケーブルの売上高は約30億円(2006年度実績)から約70億円(2008年度予想)に拡大する。
日立電線グループでは、電子機器用電線の事業拡大に注力しており、中でも超音波診断装置用プローブケーブルについてはワールドワイドでのシェアNo.1を目指し活動を続けている。
そのため、顧客の主力開発拠点の1つである欧州において、エンジニアリング・提案機能の強化が必要になっていた。
今回の株式取得で、欧州において超音波診断装置用プローブケーブルの優れた開発・製造拠点を獲得するとともに、より高度な回路基板、金属・プラスチックパーツ等周辺部品の設計力を得ることができ、欧州での販売拠点の一つとし、ビジネス拡大を図っていく。

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