SGホールディングスは11月24日、2011年3月期第2四半期の連結決算を発表し、売上高4449億円(前年同期比1.8%増)、営業利益146億円(2%減)、経常利益122億円(2.1%減)、当期利益64億円(5.9%減)となった。
toC市場に適した輸配送インフラの整備や業務効率・品質の向上への積極的な取組みと取扱個数増加に伴う外部委託に関するコストや宅配自社化の推進による労務費が増加し、減益となった。
セグメント別では、デリバリー事業は、「飛脚宅配便」や代金引換サービス「e-コレクト」などの主力商品の取扱数量は好調に推移した。
小規模店舗展開、集配・路線カーゴの導入と宅配専用新型車載ナビゲーション・システム「ビズナビ」の導入により、toC市場に適した輸配送インフラの整備、業務効率の向上と品質向上に向けた取組みを積極的に行い、売上高は3882億8200万円(1.4%増)、営業利益117億円となった。
ロジスティクス事業は、国内外一貫物流などトータルロジスティクスソリューションの提案し、売上高は247億5900万円(0.1%増)、営業利益9億円となった。
通期は、売上高9100億円(2.5%増)、営業利益340億円(12.3%増)、経常利益300億円(12.2%増)、当期利益150億円(45.9%増)を見込んでいる。