JFEスチールは12月3日、西日本製鉄所(福山地区)で第5連続焼鈍ラインの営業運転を開始した。
<西日本製鉄所第5連続焼鈍ライン>
第5連続焼鈍ラインは、食缶、飲料缶をはじめとする容器用高級鋼板のさらなる高品質化・薄肉化への対応と効率化を目的に170億円を投じて建設を進めてきたもの。
ラインの完成は競争力の強化のみならず、エネルギー効率の改善により、CO2排出量の削減にも寄与している、という。
■設備の概要
生産能力:4万トン/月
板厚:0.15mm~0.60mm
板幅:610mm~1270mm
精整設備:調室圧延、トリマー、オイラー
製造品種:容器用鋼板