富士通は12月7日、モバイルシステム製品の製造・品質保証機能を集約・統合し、製造インフラの一元化を図る方針を発表した。
これまで那須工場で生産してモバイルシステム製品を、光伝送を中心としたフォトニクス製品を製造している小山工場に移管し、製造インフラを一元化する。今後は無線機能と光伝送機能を融合した高度な通信ネットワーク製品の要望に応えられる体制とする方針。2011年9月末完了を目途としている。
今回の再編・統合により、物流業務や倉庫業務の合理化を進めるとともに、共通業務を集約することで業務効率を上げ、事業体質を強化する、としている。
なお、那須工場は携帯電話端末の主要製造拠点として製造体制の強化を図っていく方針だ。