旭硝子とトステムは12月8日、ガラスとサッシを一体化した新しい高性能・高品質の「窓」の開発・製造・販売に関する合弁会社1社を10月に設立し、さらに2社を2011年2月設立を決めた。
両社は、それぞれの製品の開発や性能向上に取り組んできたが、共同で新しい高性能・高品質の「窓」を開発し、効率的な製造・販売によってその普及を促す。
合弁会社は、高性能サッシと高性能ガラスによって構成される新しい高性能・高品質の窓製品の開発を行う「AGC-LIXILウィンドウテクノロジー」を10月に設立している。
さらに、「AGCグラスプロダクツ社」(旭硝子100%出資)を母体に両社の複層ガラス製造事業を統合し、圧倒的なコスト競争力を持つ、国内No.1メーカーを目指す。
トステム主体で新会社を設立し、窓の品質性能表示・保証と省力化ラインによる効率的な完成品組立を行う「LIXILウィンドウプロダクツ」を来年2月に設立する。
合弁会社の概要
開発会社
名称:AGC-LIXILウィンドウテクノロジー(株)
代表者:山中悟
資本構成:旭硝子50%、トステム50%
本社所在地:東京都江東区大島2-1-1
設立年月日:2010年10月1日
機能ガラス会社
名称:AGCグラスプロダクツ(株)
代表者:原田伸一
資本構成:旭硝子70%、トステム30%
本社所在地:東京都台東区東上野4-24-11
設立年月日:2011年2月1日(予定)
窓組立会社
名称:LIXILウィンドウプロダクツ(株)
代表者:山田勝彦
資本構成:トステム70%、旭硝子30%
本社所在地:東京都江東区大島2-1-1
設立年月日:2011年2月1日(予定)
*最終的な出資比率