国土交通省は、「モーダルシフト促進に向けた平成16年度アクションプログラム」を策定した。
新アクションプログラムの主なポイント
荷主と物流事業者の「連携」の強化による「グリーン物流」の促進
施策全体の推進に向けて、荷主企業と物流事業者による「連携」を一層強化しつつ、効率的で環境負荷の小さい物流体系の構築を促進する新たな枠組みとして「グリーン物流総合プログラム(仮称)」を創設する。
「鉄道・通運両者の取組強化」による荷主ニーズへの的確な対応
大型コンテナの導入の促進、鉄道貨物輸送の拡充に向けた関係者の取組強化など、荷主ニーズへの対応のための施策を追加した。
「スーパーエコシップ等の普及促進」による内航海運の強化
モーダルシフトの受け皿となる内航海運の強化を図る観点から、海上輸送の環境負荷低減に資するスーパーエコシップ等の新技術を導入した内航船の普及を図るため、船舶の共有建造制度を活用した普及促進策等の新たな支援策の検討を追加した。
事業者の環境への取組に対する「支援・評価体制」の強化
多様な手法による個別プロジェクトの支援の強化に努めるとともに、事業者が取組効果の把握・公表を容易にするために、CO2排出削減量の算定マニュアルを作成するなど、事業者の取組に対する支援・評価体制を強化する。
詳細は下記アドレスを参照。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/15/150602/01.pdf