大阪チタニウムテクノロジーズは8月27日、多結晶シリコン新工場の建設を決めた。
同社は、多結晶シリコンの生産能力を昨年7月に年産900トンから1,300トンへと拡大し、ことし10月にはさらに100トン上乗せし、年産1,400トンに引き上げるが、顧客から供給拡大の要請があり、平成23年4月からの長期引取契約が成立したため、年産2,200トンの多結晶シリコン新工場を岸和田製造所に建設する。
多結晶シリコン新工場は、年産2,200トンで、岸和田製造所に多結晶シリコン製造プラント一式を新設するとともに、本社尼崎工場に最終工程の一部(洗浄設備等)を増強する。
投資額は450億円で、出荷開始時期は平成23年4月を予定している。