日通総合研究所はこのほど、メーカー、流通業の物流部門や物流会社などに勤務する物流実務担当者向けの実務書「物流コスト削減の実務」を出版した。
物流分野での最大の関心事である「物流コスト」に焦点を当て、コストの把握、分析から課題の着眼点、削減の手法、評価に至るまでを網羅し、物流実務担当者が実際に「現場で使える」ことを主眼としている。そのため、従来の知識、手法に捉われることなく、同社が物流現場で培ってきた経験や、ノウハウをもとに現実的で実効性の高い独自の内容を盛り込んでいる。
執筆メンバーは全員、物流の現場で実際にコスト削減に取り組んできた日通総合研究所のコンサルタントだ。
同社は6月22日、出版を記念したセミナー「ロジゼミ」を開催する。
新刊書の概要
書名：「物流コスト削減の実務」
編著：日通総合研究所
発行：中央経済社
容量：A5判332ページ
定価：3990円（税込み）
購入：全国の書店
構成：
第Ⅰ部 物流コストとその捉え方
第1章 物流コストの構造と把握の考え方
第2章 物流コスト削減のアプローチ
第3章 物流コスト削減と企業全体のコスト削減
第4章 環境と物流
第5章 作業別にみた物流コスト
第6章 業態別物流コストの特徴と課題
第Ⅱ部 物流コスト削減の切り口と評価
第1章 商慣行の是正によるコスト削減
第2章 物流ネットワークの効率化によるコスト削減
第3章 配送効率化によるコスト削減
第4章 間接費のコスト削減
第5章 外注管理面からのコスト削減
第6章 調達物流でのコスト削減
第Ⅲ部 ケーススタディー
第1章 素材メーカーの物流ネットワーク再構築事例
第2章 資材メーカーの工場内倉庫効率化事例
第3章 消費財メーカーの物流センターにおけるABM 事例
■物流コスト削減の実務
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