日本レップが5月14日に発表した2010年3月期の決算は、売上高は127億9000万円（前年同期比40.6％増）、営業損失13億6700万円（前年同期は営業損失5億5900万円）、経常損失34億4200万円（経常損失22億9000万円）、当期損失38億9000万円（当期損失106億2000万円）となった。
収益の悪化は、保有する全ての販売用不動産と仕掛販売用不動産と同社グループが運用するファンドに対して、同社が保有する匿名組合出資持分につき、マーケットの実勢を踏まえた再評価を行ったため。
なお、3月31日現在、本事業における運用資産の残高は1046億円となっている。
次期の見通しでは、各種施策の効果が本格的に寄与し始める結果、売上高50億3900万円（60.6％減）、営業利益11億7000万円、経常利益1億5200万円、当期純利益1億1百万円を見込んでいる。
