本田技研工業のインドネシアにおける2輪車生産・販売の合弁会社ピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーター(AHJ)は7月20日、年内に生産能力を年間350万台に増強した後2011年に生産能力50万台の新工場を建設すると発表した。
生産能力を年間400万台へと拡大する。
AHJは、拡大する2輪車需要に応えるために、2009年末に300万台だった年間生産能力を、2010年5月に第3工場に新ラインを増設することで330万台へと増強した。2010年末までに既存工場の生産能力を350万台へと拡大する。
新工場は、既存の第3工場の敷地内に新たに建屋を建設し、2011年後半に稼働を開始する。新工場建設にかかる投資額は約7600億ルピア(約74億円)、フル稼働時の従業員数はAHJ全体で現在の約1万6000人から約1万7000人となる予定だ。