ジーエス・ユアサコーポレーションは8月20日、三洋電機と協議のうえ、持分法適用関連会社の三洋ジーエスソフトエナジー(SGS)を解散し特別清算すると発表した。
SGSの資本金は35億円で、小形角型リチウムイオン電池の製造を事業としていた。三洋電機の持分は51%で、GSユアサは49%だった。
2008年度から経営状態が悪化したため、固定費削減などの構造改革を実施したが、収支改善ができずに赤字決算となったことから、今後の損失を最小限にするためSGSを特別清算することを決めた。解散決議は来年の7月を予定している。